コア宙域を行く旅も今回で一区切り。最後はコア宙域の中から特筆すべき2星系を紹介しようかと思います。まずはキャピタルから9パーセク離れた、ディントラ星域のカムシイ。ここは星系全体がレジャーランド、という非常に興味深い場所です。ここはGURPSの『Planetary Survey 1: Kamsii』にて詳細に全体像が設定されています。
もう一つはコア宙域の端、一方で「帝国のへそ」でもあるカディオン星域のレファレンス。『メガトラベラー』の宇宙図などで散々名前は出ているのに、細かい説明は特になされていなかった星です。その名の通り、ここを「基準」にして帝国の各星系の位置は測定されているのですが、こちらはグランドツアー第10話「Reference Point」の舞台となっています。
カムシイ Kamsii 3021 A55788C-B NW A G Im 星域首都
「カムシイは金銭を輸入して、記憶を輸出する」
――とある経済学者
ディントラ星域の首都であるカムシイには、当然星域公爵府も置かれていますが、公爵が実際にこの星で過ごす時間は1年の中でごく僅かです(※カムシイが領有する高人口世界エクグシュ(2922)に普段は居ると考えるのが自然です)。この星を実際に治めている、と言うより所有しているのは、観光業を営むカムシイ社(KamsiiCo)です。
カムシイの特筆すべき点は、惑星全体が年間来場客数5億人の巨大レジャーランドであり、住民も全員がその従業員か関係者であることです。ここには遊園地や動物園、絶景の遊覧飛行、雪遊び、舞台鑑賞、釣りや狩猟、カジノなど、想像しうるあらゆる娯楽・行楽・観光がここには揃っていて、勤勉で知られるディントラ星域の労働者たちが、数年に一度は家族旅行でここを訪れたいと思う憧れの地です。
カムシイ社の経営一族であるオート=ジョーンズ家(haut-Jones)は、実は「カムシイ子爵」なのですが、彼らはその肩書きを名乗ることを極力避け、貴族であることすら隠すかのようにジョーンズ姓で通しています。これにはカムシイの歴史、そして彼らの先祖であるハンセン家が関わっています。
恒星間戦争時代の末期を生きたロデリコ・ハンセン(Roderico Hansen)は、後に「人類の支配」を打ち立てるヒロシ・エスティガリビア総司令に仕え、その功績でウシュラ(ダグダシャアグ宙域 1016)の公爵に任ぜられました。ハンセン家はその後、-2045年にこのカムシイを(食い詰めた)ヴィラニ貴族から獲得しました。暗黒時代を経て第三帝国の時代になると、クレオン1世をかねてから支持していたハンセン家は帝国貴族の一員となり、領地もそのまま安堵されました。しかし、内戦時代のハンセン家の当主レンヤード(Renyard)はソロマニ主義に傾倒し、さらに後に皇帝となるアルベラトラ提督を支援したにも関わらず、その見返りにアンタレス大公になれなかったことで皇室に恨みを抱きました(※別に大公にする約束があったわけではないようです。結局アンタレス大公には、アルベラトラの忠臣であったヴァルグルのソウグズ提督(Admiral Soegz)が就きました)。
そしてそれは、レンヤードの息子ジャカモ(Giacamo)の時代に暴発します。領地と共に思想も父から引き継いだ彼は、当時の皇帝ザキロフがヴィラニ貴族のシイシュギンサ家から后を迎えたことに激怒し、皇帝暗殺を企てます。が、陰謀は露見し、ウシュラ公爵位を剥奪された上で、680年にジャカモ本人と長男ポーティオ(Portio)を含む共謀者4人は死刑となりました。陰謀に加わらなかった一族の他の者は罪に問われることは全くありませんでしたが、とはいえ皇帝暗殺を企てるという恥ずべき汚名から逃れるために、ジャカモに代わって当主となった娘のポーフィリア(Porfiria)がアダスカグル(ダグダシャアグ宙域 0320)のオート=ジョーンズ男爵家と縁組みしたのを機に、他のハンセン一族もオート=ジョーンズ、もしくはジョーンズの姓を名乗るようになりました。かくしてポーフィリアたちは一族再興のために、ザキロフ皇帝が残してくれた領地であるカムシイの豊かな自然と、ヴィラニ帝国時代から増改築が繰り返された施設群に目をつけて、惑星全体の一大観光地化を推進しました。
現在のカムシイは、軌道宇宙港に毎日50~100隻の大型客船がひっきりなしに出入りし、地上との間を連絡艇(シャトル)が忙しく往復しています。来場客唯一の玄関口となるジャジル地上宇宙港(Jadzil Downport)周辺はあらゆる価格帯のホテル街となっていて(そして驚くべきことに宙港街はありません)、来場客が地上港から続く地下通路を出て最初にやることは、極めて印象的な「グレート・ウェルカム・ゲート」の下で記念写真を撮ることです。
カムシイ各地には古き良きテラを模したアラビアン・ナイトやマンハッタンやヴァイキングの建物が立ち並び、「住民」はその時代の服装を身にまとって観光客に応対しつつ、そのまま生活も営んでいます。また本当にハイヴやドロインが出迎えてくれる「ハイヴランド」「ドロインランド」が存在し、近年では「ククリーランド」も完成しました。ただし、これらの住民が来場客から「動物園の見世物」のように扱われることのないよう、カムシイ社は細心の注意を払っています。
加えて、海中散策や野生動物の観察ができる自然保護区もありますし、美術館には古のグーテンベルク聖書やXメン第1話が展示され、レストランでは(予算に応じて)様々な美食を堪能でき、北極の山岳地帯では剣士になりきってドラゴンと戦える没入型拡張現実体験施設もあります。
カムシイの地表は、地上宇宙港を除いて全てカムシイ社(の系列の土地信託企業)の所有物なので、ほぼ全ての住民は1基200~300万人規模のアーコロジー内にある数百階建て賃貸物件に住んでいます(上級管理職は地上宇宙港に近い高級住宅街に住めます)。各アーコロジーは学校や商店や公園といった一般的な都市機能が全て備えられていて、思ったより快適な生活を営んでいます。
カムシイの治安レベルは、星図でアンバーゾーン扱いされるほど極めて高くなっていますが、それはここがあくまでレジャーランドだからです。特徴的なのは、カムシイでは通常の帝国クレジット通貨は一切使えず、入園時に渡される「カムシイ・カード」に予め入金をしておいてから、カードを通じてカムシイ内での全ての決済がなされることです。さらにこのカードひとつでID認証、短距離通信、ホテルの電子ルームキー、生体状態監視、GPSなどの機能も兼ね備えています。また名称こそ「カード」ですが、形状はカード型以外にも腕輪や首飾りといった装飾品型もあるので、子供に着けておくことも容易です。カードの機能はカムシイを離れると無効化されますが、デザインが定期的に変更されるため、カード自体が来場客にとっての記念品にもなります。このカードなしではカムシイではほぼ何もすることが出来ず、来場客の行動はカムシイ社に24時間365日全て筒抜けとなるわけですが、これは来場客の安全確保を何よりも優先に考えているからです。ただしこれは従業員(住民)も同じで、迷子がいない代わりに逃亡も密会も不可能なのです。
ちなみに、星系内には帝国海軍基地や偵察局中継基地も存在しますが、これらはいずれも来場客に目立たぬよう、軌道上施設や他の惑星の地表に置かれています。
(※原文では現在のオート=ジョーンズ家は「カムシイ伯爵」となっていましたが、伯爵家は高人口世界を治めるような高位貴族なため、T5SSのUWPを根拠に「子爵」に修正しました。また自前の艦隊を持っているとする設定も子爵には過分なため削除しました(ただしカムシイ社は近隣星系への旅客送迎用の客船「艦隊」を持っています))
ちなみに、ハンセン家からウシュラ公爵を継承したヴィラニ人貴族のシマルー家は、その後も代々ウシュラ公爵であり続けました。現在の当主はクギ・ララギイ・シマルー(Khugi Laragii Simalr)で、帝国貴族院においてダグダシャアグ宙域の多くの貴族の委任票を取りまとめている有力議員です。彼の長男のガニディイルシ(Ganidiirsi Ling Simalr)は、現在キャピタルのシレア大学に留学して知的生物学を学んでいます(※このガニディイルシ氏は1106年に博士号を得て大学を卒業し、後に帝国の超重要人物になる…かもしれません)。
レファレンス Reference 0140 B100727-C NS 高技 真空 非農 G Im 研究基地α
この星系は帝国における星図測量の「基準点(レファレンス)」であり、帝国の全情報の集積庫(データ・リポジトリ)でもあります。その重要さ故に帝国海軍や偵察局が厳重に警備を行っており、商売や旅行で訪れるには向かない星でもあります(一般客には宇宙港はDクラス扱いです)。
天然資源は特になく、真空で乾き切ったこの星は長く複雑な歴史を持ち、これまで様々な名で呼ばれてきました。第一帝国の末期、機密を保てる新兵器の実験場を探していたヴィラニ人は、交易路から外れたこの無名の星に目をつけ、地表には研究ドームが、地下にはトンネル網が建設されました。彼らはここを「シイシュウスダル(Shiishuusdar)」と呼びましたが、これは当時忌み嫌われていた貴族の名に由来します。今でも地表に残るクレーター状の着弾痕や黒い焦げ跡は、この時代のものです。やがてヴィラニ人は惑星の地下深部に大規模なデータ保管施設を建設し、そこに首都ヴランドにあるアルグシイギ・アドメグラシャ・ビラニディン(ヴィラニ全情報の宝庫)の複製を収めました。
こうして恒星間戦争の間、シイシュウスダルの研究施設はヴィラニ軍のために研究を続けましたが、成果を得る前に地球連合の偵察艦によって発見されてしまい、研究者たちは地表の研究施設を破棄して去りました。ソロマニ人はこの星を無価値な岩塊だと早計に判断し、そのまま「ガタガタ帝国」の間は捨て置かれました。
暗黒時代には、周辺星系からの難民が迷宮のような地下トンネル網に入植し、この星を「ママタヴァ(Mamatava)」と呼んで排他的な社会を形成していましたが、それも数百年後には滅びてしまいました。
シレア連邦の時代になると、ここはアアドキエン(Aadkhien)社の社有地となり、星系名もそれに倣いましたが、同社の経営破綻で再び無人の荒野に逆戻りしました。
帝国暦300年代初頭、偵察局は「第一次大探査(First Survey)」でアアドキエン星系の再探査を行いましたが、その過程で地下深部からヴィラニ人の「遺産」が発見されたのです。これは歴史的な発見でしたが、古のコンピュータから貴重な情報を読み出すための解読研究には数年を要しました。同時に偵察局は、大探査で得られた膨大な情報の集積所をこの星に置くのが理想的だと結論付けました。
399年、偵察局は星系名をレファレンスと改め(※惑星名はアアドキエンのままです)、直ちに集積計画の基盤となる強力なコンピュータ網の構築に着手しました。この計画はやがて、国勢調査や天然資源埋蔵量といった単なる数値情報の保管だけでなく、増築と改装を繰り返しながら、帝国領内や周辺で発見された希少な遺物や試料を収蔵する専用施設へと発展していきました。「第二次大探査(Second Survey)」で得られた最新情報も、1065年にここに収められています。
レファレンス唯一の都市であるエンサイクロペディオポリス(Encyclopaediopolis)市には、等間隔に「タワー」が立ち並んでいます。各タワーは一つ一つが帝国領内のそれぞれの宙域を意味し、「既知宇宙図(Charted Space)」と同じ配列で格子状に並んでいます。タワーの直径は約100メートル、高さはその宙域から収められたデータ・遺物・貴重品・試料の量に比例し、最大で高さ1.5キロメートルにも達します。内部では、複数星系がまとめて1つの部屋に収められているかと思えば、キャピタル・ヴランド・テラのような重要星系は単独で複数階を占有していることもあります。全てが一般公開されているわけではなく、閲覧禁止の機密情報や厳重に警備された資料庫も存在し、中には数百年に渡って存在すら秘密にされている物もあります。これら「宙域塔」は4キロメートル間隔で建っていますが、その間には居住区や商業施設、その他生活に必要な施設が設けられています。
エンサイクロペディオポリスの郊外には、ヴァルグル諸国、アスラン氏族領、ゾダーン、ハイヴ連邦、二千世界、そしてソロマニ圏に関連したタワーが、星図と同じように建ち並んでいます。市の南縁部には無数の倉庫群があり、危険すぎる、古すぎる、市内で保管するには大きすぎる物品の収容に使われています。市の北方には、天文学・物理学・惑星学・知的生命学の名門アアドキエン大学や、コア宙域研究基地アルファの敷地がありますが、これらは情報通信網と磁気浮上式(リニア)輸送網によって市中心部と結ばれています。
エンサイクロペディオポリスの諸施設は、申請次第で帝国市民に開放されることもありますが、利用者のほとんどは、論文を執筆する学者や大学院生、偵察局員、帝国や地方の官僚です。
レファレンスは帝国にとって戦略上極めて重要な星系なので、海軍の2個戦隊に加えてコア宙域艦隊直属の部隊も駐留しており、偵察局も重要な作戦のために、退役艦を改装したアザンティ・ハイ・ライトニング級巡洋艦を配備しています。
偵察局基地は、エンサイクロペディオポリス市の統治を担うだけでなく管理本部(administrative headquarters)や大規模な訓練施設を置き、Xボートおよび輸送艦(テンダー)からなる「艦隊」も擁しています。新たな重要な発見がありそうな際にはXボート艦隊が現地に急行し、キャピタルや主要星系と素早く情報を共有するのです。
【ライブラリ・データ】
天体座標系(帝国) Imperial Astrography
帝国には一般的に知られる星図ヘクスによる座標以外に、レファレンス(コア宙域 1040)を基準とする天体座標系があります。
レファレンスを銀河系中心から広がる「リング(輪)」の1万号の上に位置するとし、銀河中心とレファレンスを結ぶ直線を「0番レイ(射線)」と定義します。基準となる第10000リングの円周は62832パーセクあるので、これを1パーセク間隔で、惑星の経線と同じ要領に銀河中心からトレイリング方向に向けて順に「レイ」を引いていきます(スピンワード方向は62833から減算することで対応できます)。「リング」もレファレンスを基準にして、銀河中心に1パーセク近づけば1を減らし、遠ざかれば1を増やします。これで、例えばリジャイナ(スピンワード・マーチ宙域 1910)は「第9930リングの62723番レイ」となります。
これは明らかに帝国中心の概念ですし、一定の範囲を越えると機能しなくなりますが、それでもレファレンスから直径400パーセク、つまり既知宇宙(Charted Space)では十分な精度です。
ライトニング級巡洋艦ライビー Lightning Class Cruiser "Libby"
レファレンス偵察局基地所属の、改修型アザンティ・ハイ・ライトニング級巡洋艦(33000トン)です。この艦の正式名称は「アルグシイギ・アドメグラシャ・ビラニディン」ですが、偵察局員たちは「ライブラリアン」、あるいは略して「ライビー」と呼んでいます。
この艦は偵察局での運用に適した仕様へと改装されており、戦闘機発着関連の施設を撤去した跡に、8隻のS型偵察艦を収容でき、それらの整備を行える本格的な格納庫が設けられています。また、武器庫は研究室、ライブラリ、郵便電送システムなどへと転用されています。
(※『Supplement 5: Lightning Class Cruisers』によれば、1040年に偵察局に移管された5隻のライトニング級巡洋艦のうち、移管後の艦名が設定されていないのは3隻(6385号艦、6388号艦、6406号艦)です。ライビーの主任務が探査であれば6385号艦バーミリオン・スタンスだと特定できるのですが…?)
レフリー情報:
実は、レファレンスの「ママタヴァ人」は滅んではいません。崩落したトンネルの先にある古の地下研究施設で細々と耕作を行い、2000年に及ぶ孤立を経ても少数が生き残っていたのです。仮に彼らと遭遇することがあれば、第一次探査の資料で見たような古めかしい服装を身にまとい、未知の言語を喋る集団だと認識されるでしょう。
なお、記録によればかつての「ママタヴァ人」は極めて排他的で、些細なことで攻撃的になるとされていますが、現在の彼らはそこまで粗暴ではありません。とはいえ攻撃を受ければ、秘蔵のTL11武器で応戦するぐらいはします。
もちろん、偵察局が「ママタヴァ人」の存在に気付いていないはずがありませんが、偵察局も過去の資料から彼らを凶暴な存在だと思い込んでおり、安全の観点から存在を秘匿し、局員にも彼らと絶対に接触しないよう厳命しています。
しかし今、ママタヴァの土壌資源は枯渇の危機に瀕しています。追い詰められた彼らは地下を掘り進んでエンサイクロペディオポリスに密かに侵入して、必要な物資(食料・水・機械類)を盗み出していますが、これはたまたまうまくいっている(もしくは偵察局が黙認している)に過ぎません。いつかは露見し、最悪の場合はエンサイクロペディオポリスとママタヴァが全面衝突する事態にまで至るでしょう。そうなる前に、相互不信を解いて平穏な解決を見出だせるような「偶然」があれば――
シナリオヒント:
そんな中、ママタヴァの指導者タカナの愛娘リイラ(6歳)は、好奇心から家を抜け出して、エンサイクロペディオポリスに迷い込んでしまいます。タカナたちは必死の捜索をしますが、不意の遭遇を恐れてエンサイクロペディオポリスへの立ち入りを禁じたため、リイラを見つけることはできませんでした。
プレイヤー・キャラクター(PC)たちは、施設の片隅で眠りこけている、奇妙な服を着た幼女と出会います。怯える彼女をどうにかして落ち着かせて意思疎通ができれば、リイラという名前と「ママタヴァ」という所にある「おうち」から来たことがわかります。彼女の途切れ途切れの記憶を繋ぎ合わせれば、トンネルまで戻ることは(大人には)そこまで難しくありません。
しかし、PCたちはリイラをどうするかの判断を迫られます。調べれば「ママタヴァ人」の凶暴さを示す記録はすぐに出てきますし(※リイラと対話を重ねればそうでもないことがわかります)、リイラが家を出てから既に2日が経過していて、下手に動けば「誘拐犯」だと誤認されかねません。
リイラをママタヴァまで送り届けるか、トンネルから自力で帰らせるか、偵察局に全てを任せるかはPCの自由です。ですが、リイラを無事に送り届けられれば、タカナは感謝とともに考えを改め、孤立の解消に向けてPCに偵察局との橋渡しを頼みます。
(※これらは人口が1だったDGP版設定に準拠しているので、人口が7となった今では少々無理のある話ですが、新設定に合わせた調整を行った上で一応紹介します)
【参考文献】
・Planetary Survey 1: Kamsii (Steve Jackson Games)
・GURPS Traveller: Nobles (Steve Jackson Games)
・MegaTraveller: Imperial Encyclopedia (Game Designers' Workshop)
・Signal-GK #3
・Travellers' Digest #10 (Digest Group Publications)
・The Third Imperium (Mongoose Publishing)