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『グレンツクリーク:スピンワード』は、帝国史における「第五次辺境戦争」を1ターン=10週間のスケールで再現した戦略級シミュレーション・ウォーゲームです…とかしこまってみましたが、マップやユニットはせっせと各種ツールを活用して自作したものの、実はルール本文は雑誌『コマンドマガジン』(国際通信社)のサイトにあるハガキゲーム『ラッテンクリーク:スターリングラード』をそのまんま利用しています(大汗)。
ですから、ルールを「ドイツ軍→ゾダーン軍」「ソ連軍→帝国軍」「市街地→帝国領」「ママエフ墓地→リジャイナ」と読み替えて遊んでいただくことになります(一応整形したテキストも作りましたが、それも公開するのはちょっと気が引けたので)。また、帝国側傭兵部隊が出現するのは「コアワード」エリアで、勝利条件は「第6ターン終了時にインズ、スピンワードメイン、ランスの3エリア全てをゾダーン軍が占拠していればゾダーン側プレイヤーの勝利、それ以外は帝国側プレイヤーの勝利」とします。
ゲーム中の「イベント」は以下のように読み替えてください。効果は原文と同じです。
●ゾダーン軍
♠・♣:J…アイン・ギヴァー Q…提督の名采配 K…秘密基地
◆・♥:J・Q・K…奇襲攻撃
●帝国軍
◆・♥:J…偵察艦 Q…提督の名采配 K…リジャイナ公ノリス
♠・♣:J・Q・K…奇襲攻撃
ゲームを遊ぶには、トランプを一組用意し、上のゲームボードをB5で、ユニットカウンターを適当な大きさで、さらに補助シート(帝国側・ゾダーン側計2枚)をA4で、ゾダーン占領マーカーを適当な大きさで印刷して加工してください(無圧縮版のゲームマップが必要な方はマップ左・マップ右を結合してご利用ください)。
帝国軍が初期配置で中立エリアに展開しているのが気になる方は、以下の初期配置を試してみてください。
「帝国軍第125艦隊をジュエルに、第193艦隊をイフェイトに、第23艦隊をヴィリスに、第212艦隊をディノータムに、第1臨時艦隊をリジャイナに、傭兵部隊をコアワードに配置します。また、ヴィリスは帝国領エリアとして扱います」
さらに、ゾダーン軍が有利だと感じられる場合は、以下の選択ルールを段階的に採用してみてください。
- ゾダーン艦隊は帝国領エリアでの防御時に有利な戦闘力修正(+2)を得られないものとします(突撃艦隊の-2修正はそのままです)。
- ゾダーン軍プレイヤーはリジャイナを占拠しても手札が増えない、とします(帝国軍プレイヤーの手札は減るので、リジャイナを占拠する意味はあります)
……まあ実際にプレイする方がいるかどうかわかりませんが(汗)。